雑食女の気まま暮らし

Twitterより多少文字数の多いひとりごと inシンガポール

割といい年したジャニヲタがテニミュ観劇デビューした話

ジャニヲタとして生きてきて約18年。

ただひたすらにV6を追いかけてきたこの人生に後悔は無いし、

それどころかむしろ素晴らしい人生を送っているつもりだし、

この生き方を変えるつもりもさらさらない。

というか、たぶんどう頑張っても違う生き方なんてできない。V担じゃない生き方がどんなものか知らないんだもの。

 

そんな割といい年したジャニヲタが、ついうっかり ミュージカル『テニスの王子様』を観に行ってしまった日のお話です。

 

開けちゃいけない扉だった。

うっかり足を踏み入れていいような場所じゃなかった。

泣きたいくらい楽しかった。楽しすぎて辛いなんて感情久しぶり。

公演翌日の朝、目が覚めた時の虚無感、久しぶりすぎて対処の方法がわからない。 

 

さて、参戦したのは1/29の六角戦宮城昼公演でした。

大学時代の友人と2人で、未知の世界へ足を踏み入れることに少しだけ緊張しながら多賀城市民会館に向かいました。

開演前の話題は、結婚・出産・転職なんていう私ら世代定番の話題です。

途中、

「出演者、2000年生まれの子いるらしいよ」

「まじか。2000年とかこの間じゃん。さっきじゃん。」

なんていうほんとアホなババア丸出しの会話しながら座席で開演を待ちました。

 

幕間、友人が「日吉くん、結構好きかも」(氷帝日替わりが日吉の回だった)って言ったのを合図に、私たちの中の何かがはじけて、ひたすら2人で「楽しい」を連呼。

うっかりと言えど私はテニミュが観たくて自ら公演情報を収集、友人はそのうっかりに巻き込まれたようなものだったから

楽しんでもらえるか不安だったのだけれどこの一言でほんっとうにほっとしました。

 

終演後も相変わらず「楽しかった」以外の言葉が見つからなくて、語彙力のなさに呆れながらも

久しぶりの幸福度マックスの感情を隠すことなく周りの若いお嬢さんたちに紛れて多賀城駅に向かっていた最中、

もはやどっちが何をきっかけに言い始めたのか忘れてしまったけれど

「もう一回観たいね」

「・・・夜公演、当日券あるみたいだね」

「・・・行こうか」

たぶんこの間約10秒。

急きょ夜公演への参戦が決定しました。お金も時間も自由に使える大人でよかった。

 

華麗にUターンして劇場に戻って、チケット購入完了。

区分としてはサイドシートだったけれど、特に見切れることもなく

通路側だったので客席降りのキャスト陣を間近で拝める、結果とても良いお席をいただきました。

「ほんっと、何してんだろうね!! 」

って、爆笑しながら夜公演の開演を待つ私たちは、なんだか大学時代に戻ったような

そんな若々しい気分でした。(錯覚)

帰り道も、「5歳くらい若返った気がする・・・!」なんてほざきながら帰ったんだけど、

そもそもこの発言がババアだなって今思った。

 

内容の感想も記しておきたいのに、日吉かわいい以外の感情がうまくまとまらない

個人的に、

インマイハートで海堂に胸倉つかまれてる日吉

「もっと飛んでミソ」レクチャー中の向日を微動だにせず見てる日吉

榊の部屋で先輩たちの登場に戸惑ってる日吉

最高に良かったです。ほら、日吉厨だった。(白目)

あ、あとアンコールソングだったかのダンス、ちょっとかわいすぎるよな・・・眼福。

それから、宍戸さんちょっとかっこよすぎて・・・

客席降りの間近拝見×2とお見送りで、ちょっと過剰摂取かなってくらい拝み倒しときました。

六角の家族さは涙が出るほどかわいくてほんわかするし、あの事故を乗り越えた海堂のラケット捌きにも感動したし、テニミュ六角戦最高すぎた。

これまたうっかりDVD買いそう。キケン。

 

正直なところ、出演者が自分たちよりいくつも年下であることが怖くて

びくびくしながら劇場に行きました。

2000年生まれとか、17歳の跡部様とか、私たちには恐怖でしかなかった。

けど、ステージに立つ彼らは、若いという特権を活かしつつも”役者”という仕事に真剣に取り組むしっかりとした”大人”でした。

20歳前後の青年を、若いからと言って軽視していたわけではないけれど、

自分の想像よりずっと大人だったことに驚きました。

 

そんなこんなで、久しぶりに新しく”好きなもの”が増えて私は今とても幸せです。

今後は”ミュージカル『テニスの王子様』”と印刷されたチケットの半券が我が家に増えていくのかなと思うと、わくわくが止まらない。

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出演者、スタッフ、関係者の皆様、楽しい時間を本当に本当にありがとうございました。

大千秋楽まで皆様怪我なくやり遂げられるよう応援しています。