雑食女の気まま暮らし

Twitterより多少文字数の多いひとりごと。

『セトウツミ』が私の好みドンピシャすぎて。

池松壮亮と菅田将暉という2人の若き天才が織り成す、かつてない青春映画!

ただ喋るだけの青春。観客が心を熱くするようなシーンはないし、胸が締め付けられるような思いもしない。

だというのに、男子高校生の放課後の暇つぶしの様子から目が離せなくなる。

クセになるってこういうことか。

ああ!人の青春食べて生きていきたい!!!

 

ネタバレあります

 

なんでこれ映画化しようと思ったのかな~すごい勇気だよな~なんて偉そうなこと考えながら観てました。

結果的に、映画化してくれてありがとう!大正解!

会話だけで映画が成り立つのか、スクリーン前の観客は白けないのか、

そんな不安感じなくてよかった。いらない心配だった。

だって、どんなに我慢しても笑いがこぼれちゃう!

 

公開に先立って、私は原作漫画を読んでしまいました。

1巻から6巻まで一気に。つまり、映画を観る前に会話の内容を知ってたわけです。

言うなれば、このあとこのツッコミが入る、という事までわかった上での鑑賞です。

 

・・・2人きりのときに背比べ始めて、「誰が見んねん」って言葉が瀬戸から発された瞬間の私の気持ちわかる??

全部わかってたはずなのに、うっかりがっつり笑わされた私の気持ちわかる??

最高の気分だよ!!!!

菅田将暉、天才かな?天才だな!!!って。もうたまらない気分。

 

表情から指先まで体全体を使って表現する瀬戸と、豊富な知識と語彙力をフル動員して全てを言葉で表現する内海。

一見正反対なふたりだからこそ生まれた青春と笑い。

セトウツミを深夜ドラマにしないでくれてありがとう。

他の観客と笑いを共有できる、映画という作品にしてくれて本当にありがとう。

 

菅田将暉くんが言っていたことだけれど、

「漫画は、自分のベストなテンポで話を読み進められる長所がある」

その通りなんですよね。

それが映画では作り手側のテンポに合わせざるを得ない。

どのテンポが正解なのかもわからず、何百回と練習を重ねたセリフを初めての発言のように表現しなければいけない。

素人には計り知れない若い俳優たちの苦労の結果が『セトウツミ』という最高の映画を生み出してくれました。

 

ああ、高校生の青春ほんと美しい。

クセになる。ヤミツキ映画だよ!!

漫画もいいよ!

おすすめはネクタイの話。

しばらく笑いが止まらなかった!

あらすじ

性格は正反対だがどこかウマの合う高校2年生の内海想(池松壮亮)と瀬戸小吉(菅田将暉)は、放課後にいつも河原で話をしながら暇つぶしをしている。くだらない言葉遊びや、思いを寄せる女子へのメールの内容、時にはシリアスなことも語り合う。そんな二人を見守る同級生の樫村一期(中条あやみ)に瀬戸は憧れているが、樫村は内海に好意を抱いており……。

映画『セトウツミ』 - シネマトゥデイ

スタッフ&キャスト

『セトウツミ』(2016年)

監督:大森立嗣

出演:池松壮亮、菅田将暉、中条あやみ、他